
⦿ 「もう一つの家」が出来るまで ⦿ これまでの経過 ⦿ 創設の経緯 ⦿
何もない場所に、みんなの想いを積み重ねて。
私たちが目指したのは、頑丈な建物であることはもちろん、地域に溶け込み、足を踏み入れた瞬間にホッとする「家」づくりです。
地鎮祭から完成まで、その歩みをご紹介します。
晴れやかな空の下、地鎮祭を執り行いました。ここから丸ごとセンター月出の歴史が始まります。
工事の安全と、これからここで暮らす皆様の平穏を祈願しました。
建物を支える大切な基礎部分。地震や災害にも負けないよう、強固な構造を作り上げていきます。
「安心」は、この確かな土台の上に築かれます。
建物の形がはっきりと見えてきました。3階建ての大きな屋根は、遠くからでもわかる私たちのシンボル。
地域の方々に愛される風景を目指して。
無機質な空間が、職人さんの手によって温かみのある部屋へと変わっていきます。
こだわりの広い個室、みんなが集まるリビング、ご家族も使える浴室など、暮らしのシーンを想像しながら仕上げていきます。
2025年11月末、丸ごとセンター月出が完成しました。
木の温もりを感じる室内と、光が差し込む明るいリビング。皆様をお迎えする準備が整いました。
令和7年11月29日(土)多くのご支援に感謝を込めて。ここから新たな歴史が始まります。
晴れ渡る空の下、関係者の皆様をお招きして「開所式」を執り行いました。
日本財団、熊本市議会議員、行政関係者(介護事業指導課、認知症施策・地域ケア推進課)、そして地元の月出校区3町内自治会長や地域の医療・福祉関係者など、30名の方々にご参列いただきました。
式典では、建設会社様と設計事務所様へ感謝状を贈呈。
最後に、私たちから「丸ごとセンター月出」創設の経緯と、「地域で暮らし続ける」という揺るぎない想いをお伝えし、ご参列の皆様と共に新たな船出を祝いました。
令和7年11月30日(日) 約100名の笑顔と共に。「学び」と「食」と「語らい」の1日。
翌日は、地域住民の皆様を対象とした見学会を開催しました。 当日は約100名もの方々にご来場いただき、館内は終始賑やかな声に包まれました。「どんな場所ができるの?」という期待に応えるべく、施設見学に加え、3つの特別なセミナー・ワークショップと地域食堂を同時開催しました。
● 学びの場:「転倒骨折しない街づくり」研修
● 講 師: 医療法人堀尾会熊本リハビリテーション病院 理事長 平田好文 氏
● 内 容: 34名が参加。「すべての人にリハビリテーションを!」をテーマに、家庭環境の整備や骨密度の維持など、科学的根拠に基づいた転倒予防を学びました。ここを拠点に、地域全体で「転倒骨折しない街」を目指す第一歩となりました。
● 共創の場:「丸ごとセンターってどんなところ?」
● 講 師: 居住福祉空間研究所 代表 牧嶋誠吾 氏 / NPO法人コレクティブ 理事 山下力
● 内 容: 18名が参加。ここは単なる介護施設ではなく、「困りごとを相談できる場所」であり「住民同士のつながりを育む場」であることを共有。支援を「受ける側・支える側」で分けるのではなく、住民一人ひとりが主役となって関わる大切さを確認し合いました。
● 未来を描く場:「まちを見つめるワークショップ」
● 講 師: 熊本県立大学居住環境学専攻 佐藤研究室 井上萌 氏
● 内 容: 18名が参加。1/1000の精巧な地域模型を囲み、「よく人が集まる場所」「子どもが通る道」などを住民視点でマッピング。模型を通して月出の「いま」と「これから」を見える化し、自分たちの住むまちの可能性を語り合いました。
● 憩いの場:「まんぷく食堂(こども食堂)」
● 提 供: 特定非営利活動法人コレクティブ(レシピ協力:熊本県立大学 坂本達昭准教授 研究室)
● 内 容: 今回は学生さんたちが不在のため、以前提供いただいた好評の特製ドライカレーを、法人スタッフが心を込めて再現し振る舞いました。「家庭につなぐ」という研究室の想いはそのままに、美味しい食事を囲んで、世代を超えた温かい交流の輪が広がりました。
多くの期待と、温かい励ましの言葉を胸に、12月1日、無事にオープンを迎えました。 建物は完成しましたが、私たちの活動はここからがスタートです。 認知症になっても、介護が必要になっても、この月出のまちで最期まで自分らしく。 地域の皆様の「もう一つの家」として、共に歩んでまいります。










































